大切な人が癌になってしまったら? 術後の翌日からすること。

  • 2019.08.15 Thursday
  • 21:19

店長のメグミです。

 

2018年8月 私の最愛の夫は胃がんでこの世を去りました。

病気と向きあって生きて行く為の手助けになればと思い、私の体験談をお話します。

 

 ●一番最初「大切な人が癌になってしまったら? 廚呂海舛蕕ら

 

前回は、開腹してステージ4の胃がんで腹膜播種がある事が判明し、癌を取る手術はできなかったお話でした。

 

 ●前回「大切な人が癌になってしまったら?」はこちらから

 

今回は手術をした翌日から、始まった闘病についてのお話です。

 

夫の余命は抗がん治療をしたら1年程度と言われました。

 

だけど、そんな事どうでも良かった気がします。

今生きる為に何をすべきかだけしか考えられなかったからです。

それに手術も耐えられるかどうかと言われ余命1週間だったのに比べたら1年に伸びたんだからラッキーですよね。

 

 

そして、手術した翌日の朝、最初にやらなければならないのは歩く事でした。

早いうちに歩いたり、動いたりすると術後の合併症や癒着を防いだり、回復が早くなるそうです。

 

この術後に歩くために、医師の指示で手術の前から歩く練習を頑張って来たのですから。

因みに入院した時は歩けませんでした。

 

手術の翌日の朝、病院に行くと夫は昨日、死ぬか生きるかの手術をした人だとは思えない程元気でした。

 

まずは看護婦さんが、起こしてくれてベットに腰かけました。そして看護婦さんに支えれて足をつけ立ち上がりました。

そのまま、隣接しているナースステーションを看護婦さん達の応援を受けながら一回り。

想定外に観客が多く、夫も恥ずかしそうでしたが嬉しそうでしたよ。

 

術前の練習の成果か、余裕の夫。見栄かもしれないけど(笑)

 

看護婦さんに変わり私が夫を支えて、そのまま自分の病室まで歩いて行く事に。

手術の痕は痛いけど動けない程じゃないと夫は言っていましたが、痛そうでした。

 

でも「心を鬼にして歩いて貰って下さいね」と看護婦さんから言われている私は気が重かったです。

 

結局、鬼になる必要はなく、歩き回っていた夫。

反対に看護婦さんに一人で歩かないでと注意されてましたね。

 

 

そして医師からの提案でリハビリを受ける事になりました。

リハビリの先生は、家の状況、階段、ベットOR布団等に合わせて自宅に帰れるようにリハビリをしてくれるのです。

 

例えば椅子から一人で立ち上がる→床から立ち上がる→階段の上り下りなど。

心配な事を出来るようなるように力を貸してくれます。

 

反省中ではありません。床から立ち上がる練習中です。

 

階段の上り降りの練習中。

点滴をつけたまま練習出来る階段があるんですよ。

 

正直リハビリの最初はショックを受けました。「こんな事も出来なくなってる」と。

でも少しづつ出来るようになって自信を取り戻してきて、家に帰れる事が目標ではなく、現実味を帯びてくるんです。

このリハビリで筋トレをした事が、肉体的にも、精神的にもこのあとの闘病生活に大きな影響があったと思います。

 

 

そして一番嬉しかった事は、医師や看護婦さん達が末期癌なんだから仕方ないなんて言わないでくれた事。

諦めないでくれた事。生きる為に協力してくれた事。

 

私も夫も娘達も「なんだステージ4の胃がんでも、普通の生活が出来そうだ」と教えてて貰いました。

これがなかったら、精神的に参ってしまっていたかもと思っています。

 

この時の医師は、今でも我が家のヒーローですね。

 

 ●次回「大切な人が癌になってしまったら?Α廚呂海舛蕕ら

 

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